近況報告
2025-07-16
カテゴリ:ハチ,害虫獣
NEW
今年の夏(7~9月)の気温は、記録的だった昨年に比べるとやや低いと
予想されていますが、個人的には6月が異常な暑さだったので、夏本番が
怖く感じる今日この頃です。
「ダブル高気圧」が発生した場合は35℃を超える猛暑日が継続し、
地域によっては40℃前後に達する「酷暑」となるため厳重な警戒が
予想されている地域もあります。
自分の身を守るためにも水分補給や休憩を計画的に取りましょう。
今年の『スズメバチは少ない?』といった声も聞こえますが、
6月が異常な暑さだったので、スズメバチの出だしが遅いようにも感じます。
何年か前にもありましたが、屋根裏や壁の中などの閉所空間に
スズメバチが巣を多く作った年もありました。
【1】、【2】、【3】の写真3枚は6月に問い合わせが多かった
『害獣の糞害写真』になります。
これらの害獣は、鳥獣保護管理法の対象になっており、
許可なく捕獲することはできません。
やむを得なく捕獲する際も環境整備や物理的対策を行い、
それでも効果が悪いことを説明(報告)、申請書などを提出した上で、
各自治体の担当課が現場確認を行い、
所在地の知事より捕獲許可が得られる流れになります。
もちろん狩猟免許保持者が作業を行います。
これからの時期は、『スズメバチ』の活動がますます活発になります。
巣は日に日に大きくなり、あっという間にスイカ程度の巣になる場合もあります。
大きくなればなるほど危険度が増しますので、見かけた際はお気軽に当社へご連絡ください。
(K.O)

初夏から仲夏へ
2025-07-01
カテゴリ:ハチ,その他
物干し場に出来たスズメバチの巣です。
洗濯バサミと比較してもまだ小さなとっくり状のコガタスズメバチの巣。最初の働き蜂が羽化すると女王バチは産卵に専念できるようになるため、巣はいっきに大きくなり始め、気が付けば立派な巣になります。この位置では洗濯物を干したり取り込んだりするときなど大変危険です。
洗濯バサミと比較してもまだ小さなとっくり状のコガタスズメバチの巣。最初の働き蜂が羽化すると女王バチは産卵に専念できるようになるため、巣はいっきに大きくなり始め、気が付けば立派な巣になります。この位置では洗濯物を干したり取り込んだりするときなど大変危険です。
これからますます暑くなってきます。
蜂の活動も活発になり毎年お問い合わせも一気に増えてきます。
中途半端にスプレーなどを浴びせると大群に襲われることも
あり大変危険です。
お困りの際は是非お気軽にご相談下さい。
(H.A)

オオスズメバチの巣
2025-06-16
カテゴリ:ハチ
山に向かう道路わきの斜面にできた10cm程の隙間、穴の中には空間が有ります。一見、オオスズメバチの巣があるとは気づきません。オオスズメバチは基本的には、土の中や木の洞などに巣を作ることが多く、また屋根裏や床下などの民家の閉鎖的な場所にも作ることもあります。外からは巣が見えないため、知らずに近づいてしまうと大変危険です。
これからますますスズメバチの活動が活発になります。
巣に不用意に近づくのは大変危険ですのでご注意ください。
お困りの際はお気軽にご相談ください。
(Y.O)

ハチの巣作り始め
2025-06-01
カテゴリ:ハチ
蜂駆除の問い合わせも増えて来ておりますので、ご紹介いたします。
コガタスズメバチの初期の巣です。フラスコをひっくり返した様な形をしています。住宅周りの軒下やベランダ・庭木など雨風のしのげる場所が要注意です。最終形態は7月頃から球体形になります。
コガタスズメバチの初期の巣です。フラスコをひっくり返した様な形をしています。住宅周りの軒下やベランダ・庭木など雨風のしのげる場所が要注意です。最終形態は7月頃から球体形になります。
6月に入り若葉がより鮮やかな季節となりました。
同時に生き物たちの動きも活発になってきています。
ハチ、アリ、ネズミ、ハト等々、お困りごとは遠慮なくご相談下さい。
(T.A)

捕虫器のLED化
2025-05-01
カテゴリ:その他
4月の気温の急上昇も影響し、野外での昆虫類の活性化が顕著に見られ、
UV捕虫器での捕虫数が急増し始める時期となりました。
弊社管理のとある工場において、捕虫器(蛍光管型)の経年劣化に伴い、
今回LED型の導入へと至ったため、その状況や感想を簡易的に以下に記します。
誘虫(UV)ランプが蛍光管であるベンハー芙蓉株式会社製
(ベンハーはかり株式会社 開発・製造)の従来モデル
MP2300の捕虫状況。
設置場所は工場の出荷場で、約1ヶ月間での捕虫紙による捕虫状況を撮影。
誘虫(UV)ランプにLEDを用いた最新モデル
MP-L2000Pの捕虫状況。
設置場所は上記と同様に工場の出荷場で、約2週間での捕虫紙による捕虫状況を撮影。
蛍光管(写真1)とLED(写真2)の捕虫状況を単純に比べてみた結果、
設置期間は多少異なりますが、LEDモデルは蛍光管モデルと遜色ない誘虫力を
発揮していることが実際に確認できました。
時期的に最も多く捕虫されていたものは
体長2~3mm内外と微小な植物由来のタマバエ科で、
次いで水系由来のユスリカ科などが多く捕虫されていました。
水銀規制条約に基づき、一般照明用の蛍光ランプは、
製造及び輸出入が2027年末までに段階的に廃止されます。
従来の蛍光管モデルに比べ初期の導入コストはかかりますが、
LED特有の省電力、半年から一年に一度のランプ交換不要など、
ランニングコストの大部分が削減されることにより、
トータルでのコストが同等もしくはそれ以上に抑えられる段階まで進んでいます。
新規導入、経年劣化や故障による交換、設備の見直しなどの機会には、
捕虫器のLED化の検討及び採用が必然となる時期を迎えております。
弊社では各メーカー、各種捕虫器を取り揃えており、
予算や用途、設置状況等に適したものをご提案させて頂きます。
ご興味を持たれた際には気軽にお問い合わせ下さい。
(T.S)
